
FXの世界では非常に有名ですが、当時主婦の「池辺雪子さん」という方が、
4億円の脱税で東京国税局に告発されたというニュースが出ました。
当時(2007年)は衝撃的なニュースで、これで初めてFXを知ったという方も
多かったのではないでしょうか。
当時の合計で8億円以上を稼いだ手法なので、現在でも再現性はあるのではないか?
ということで、検証をしてみました。
手法の詳細を調べたら、下記のようです。
【テクニカル設定】
RSI | 13本線 | 42本線 |
テクニカル設定はこれだけです。
【エントリールール】
手法としましては、RSIの42日線と13日線の乖離が20ポイント以上でボーダーラインの
70を超えたら売り、30を下回ったら買いの逆張りでのエントリーを行うようです。
また、決済は100pips~200pipsになったら、決済をするというルールみたいです。
曖昧なので、今回は【USD/JPY】なので100pipsで決済ということにしています。
調べてみると損切を一切しないという情報も入ってきており、
さすがにそれは無理なので、同じ100pips逆にいったら損切としています。
※当時は大きな上昇トレンドになっており、損切をしないで待っていれば、
戻ったという説もありますが、危険なので良い子はマネしないように。
コンテンツ
池辺雪子さんの手法を検証
下の画像が同じ設定にした1年間の日足チャートです。
日足での勝率は21回エントリーして12勝9敗という結果になりました。
勝ち越しはしていますが、ちょっとエントリータイミングが分かりづらいという欠点があるなと感じました。
リアルタイムでやると相当難しいと思います。
ただ、RSIで乖離をしたら反転するという感じはなんとなく機能しているなという印象です。
2017年の1年間がレンジ相場だったので、うまく機能した可能性があります。
RSIの弱点として、トレンドが長く続くと上や下に張り付いて全く機能しなくなることがありますので
長めのトレンドが発生した際にどうなるかですね。
ということで日足が微妙だったので、次は4時間足で見てみましょう。
4時間足なので、3ヵ月間の検証を行いました。
21回エントリーして12勝9敗という、日足と同じ勝率になりました。
これもやはり、エントリータイミングが非常に難しいですね。
騙してきな動きもありますし、リアルタイムでやると相当難しいと思います。
検証まとめ
池辺雪子さんの手法を検証してまいりましたが、これだけの設定で判断するのは難しいという結論に至りました。
ただし、他のテクニカル指標、移動平均線(SMA)等を組み合わせて、勝てる確率を
上げることで利用するのはアリではないか思いました。
ただし、確率をあげるということはエントリー回数も減るということなので、
確率を上げられるのであれば、手法の一つと考え、他の手法と組み合わせることで、
利用価値のある手法ではないかと思います。
そのためには、まだまだ検証の余地があるかと思いますため、この手法は検証を続け、
他とのテクニカルの組み合わせや手法との相性を考察していこうと思います。
上記手法が使えるFX口座
上記手法ですとRSIが2本を同じ場所に表示させる必要があるのですが、
テクニカルに力を入れていないFX会社ですと、1本しか表示できないこともあります。
DMM FXであれば、RSIを3本まで表示されることができますし、管理画面が
とても使いやすいチャート画面が特徴です。
下記より口座開設ができますので、手法をお試しください。