
ボリンジャーバンドとは統計学の標準偏差の考え方を移動平均線に
取り入れたテクニカル指標です。
ボリンジャーバンドの計算方法とか、統計学は何ぞや的なのは
難しいので割愛します。
どうしても知りたい方は詳しく説明しているサイトがあるので
そちらをご参照ください(笑)
当サイトではテクニカル分析をする上で重要な点を説明します。
コンテンツ
ボリンジャーバンドの特徴
ボリンジャーバンドの考え方としては、移動平均線の上下に標準偏差の
ラインを加えて、基本的にはその7本のラインの中で推移するというものです。
【EUR/JPY】日足
3本のラインの中でローソク足が推移しているのが分かると思います。
その価格推移の確立が下記となります。
±1σ内に価格が納まる確率は68.27% |
±2σ内に価格が納まる確率は95.5% |
±3σ内に価格が納まる確率は99.7% |
つまり、±2σより外側にローソク足がはみ出した時、逆張りをすれば95.5%の確率で反発する。
という意味になり、初心者の時は、はみ出した時に「逆張りだ」と思っていました。
しかし、そのやり方はボリンジャーバンドの本来の使い方ではありません。
実際に初心者の頃は、それでだいぶ痛い目にあいました・・・。
ボリンジャーバンドの見方
ボリンジャーバンドの見方には3つあります。
それが下記になります。
【EUR/JPY】日足 ※3σは消しています
画像の左側の四角から
【エクスパンション】・・・幅が上下に広くなる
【スクイーズ】・・・・・・上下の幅が狭くなる
【バンドウォーク】・・・・±2σラインに沿ってローソク足が上昇または下落する
それぞれを説明していきます。
◆エクスパンション
上記のように±2σのラインが上下に広くなる現象がエクスパンションです。
これは強いトレンドが発生した際に出現します。
エントリーとしては、画像左側の白い矢印が両側に開いた時がエントリーサインとなります。
今回の画像で言うと黄色の矢印あたりで売りですね。
※注意としては、トレンドと逆側の2σがちゃんと広がっていることを確認してください。
利確のポイントについては、諸説あるのですが、画像の「利確1」~「利確3」のポイントです。
【利確1】・・トレンドとは逆側の2σが折り返したポイント
【利確2】・・トレンドと同じ側の2σが折り返したポイント
【利確3】・・ミドル線を超えてトレンドが終了したポイント
◆スクイーズ
スクイーズは幅が狭くなっている部分のことです。
これはボリンジャーバンドの様子見期間となり、大きなトレンドになる前の
エネルギーを溜め込んでいるような状態です。
レンジ相場なので、上で売って、下で買ってとやる方もいますが、
難易度は高めなのでお勧めはしないです。
◆バンドウォーク
バンドウォークは大きく稼げるチャンスです。
エクスパンションが現れたときに、ボリンジャーバンドの2σラインに沿ってローソク足が
上昇もしくは下落していく状態のことです。
これはとても強いトレンドなので、うまく乗れると大きな利益となります。
エントリーや利確のポイントはエクスパンションと同じ考え方です。
まとめ
【スクイーズ】
値動きは小さいため様子見期間
【エクスパンション】
バンドが上下に広く開いた状態で、トレンドに入ったポイント。エントリーチャンス。
【バンドウォーク】
2σのラインに沿ってローソク足が動く状態。
強いトレンドなのでエントリーできれば大きな利益のチャンス。
ボリンジャーバンドはしっかり見れるようになるとトレンドの発生を見極められる
優秀なテクニカル指標です。
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